最強のパワースポット

昨年はパワースポットが注目されましたね。
雑誌やテレビでもたくさん取り上げられました。

「パワーをいただいてきました」

「癒されました。明日からがんばれます」
インタビューにはこんな風な応えが返ってきます。

「携帯の待ち受け画面にすると幸運が訪れる」
ということで、明治神宮の清正井が一躍有名になりました。

今年は少し遅い初詣に、こちらも「パワースポット」として紹介されることが多い、赤城神社にお参りしてきました。
いつも「凶」とかたまに「大凶」とか引くことが多いおみくじなんですが、今年は「大吉」！いい年にしたいと思います。

赤城神社は、ワカサギ釣りで有名な大沼に抱かれるような感じでものすごい存在感があります。

気温はマイナス6度。もちろん大沼は完全に凍っています。

ところで、供養は「人と共に養う」と書きます。誰を養うのかというと、ほかならぬ自分自身だそうです。

ご先祖を供養しましょう、お墓を建てましょうというのは、一つには自分のためなんですね。なぜならば、お墓は自分の命の源だからです。

10代さかのぼれば1024人のご先祖さまがいらっしゃるわけです。

20代さかのぼれば1048576人です。

このうち、一人でも欠ければ、自分自身は存在していないわけです。

しかも、このたくさんのご先祖さんは、「あなた」の存在を無条件に喜んでくださっています。

もし、自分の10代あとの子孫が目の前に現れたときのことを想像してみてください。
あなたは、子孫の、その存在自体を喜ぶのではないでしょうか。
いわば、あなたの見えない応援団が1000人も100万人もいて、そのご先祖さんたちとお墓を通じてつながることができるわけですから、お墓はものすごいパワースポットと言えますね。

初詣のあと、お墓参りがまだでしたら、この機会にぜひお参りしてはいかがでしょうか。

わざわざ赤城神社まで行ったのは、これが言いたかったからです^^