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墓石・お墓の専門家、 茨城県常総市の山崎石材店です。
本日は、お墓の破損や変色を防ぎ、いつまでも美しく保つためのポイントをご説明いたします。
1.石材に硬いもので衝撃を与えないように
お墓の石材は硬いものですが、一方で強い衝撃が加わると場所によって欠けることもあります。特に、お掃除の際に花立てを動かして、角を欠いてしまうことが多いですのでご注意ください。
2.火による高熱で破損することが
墓石に使われている石には火に弱いものが多いです。
特に、線香から出た火の熱で香炉の上の部分が割れてしまうことがよくあります。
お線香をあげる際には、火が出ないように、たくさんあげすぎないようにしてください。
お線香の種類によっては、火が出やすいので注意が必要です。
また、高温になった石に水をかけたり、急に雨が降ってきたりして、急激に石の温度が下がると、石が割れる原因になりますのでご注意くださいね。
3.不純物を吸収して変色することが
汚れた水やジュース、油、お酒、洗剤、ローソク、枯れた草木などは変色の原因になります。
また、カーワックスなどの艶出し材はシミやムラの原因となりますので避けてください。
なお、お墓の変色の原因として、【周辺環境によって起きるもの】と【誤った取り扱いによって起きるもの】があります。
【周辺環境によって起きるもの】
原因例:鳥のフン、落ち葉、製鉄工場の排煙、線路の鉄分、潮風の塩分など
【誤った取り扱いによって起きるもの】
原因例:油、ローソク、ワックスなどの油類や、鉄などの成分を含んだ地下水、山水、汚水をお墓にかけてしまう。お酒やビール、ジュース類をお墓にかける、スチール缶の放置によるサビの発生、塩や除草剤の散布、不適切な洗剤や清掃用品の使用、ユリなどお供えの生花の花粉や枯れた花の色素の沈着など
石は一度変色させてしまうと、元に戻せないことが多いですのでどうぞご用心ください。
4.最後に、マナーとしてお供え物は持ち帰りを
お墓に眠る方々のためのお供え物ですが、そのまま放置してしまうと自分のお墓を汚すだけでなく、周りのお墓にもカラスが食べ物をまき散らす、果物にハチが集まるなどして迷惑がかかることがあります。お墓参りが終わったら、容器に入ったお酒なども含めて、必ず持ち帰るようにしてください。
yamada
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